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新型コロナウイルス時代を 生きのびるために

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糖尿病薬――節食と運動をする人のほうが長生き

安保徹先生(新潟大学大学院)は薬物による治療は根本を治さないという。

血糖値を下げるために、通常はインスリンの分泌を促すスルホニル尿素剤や、インスリン注射などの薬物治療が行われます。しかしこれらは、糖尿病を根本から治すことはできません。(『薬をやめると病気は治る』 安保徹 マキノ出版)

根本から治すどころか、岡本裕先生(e-クリニック院長 http://e-clinic21.or.jp/は、むしろ悪化させるという。
    糖尿病の薬は、飲むことによってインスリンの分泌能はより悪くなっていくのです。治る方向とはまったく正反対の方向に進んでしまうのです。(『九割の病気は自分で治せる』岡本裕 中経文庫 

治療とは正反対の方向へ進んでしまう! まさか。そう思って、先生が本物か否か、10冊ほどに目を通しました。わたしの医師リテラシーに照らして、本物と思うのです。(茂原が信用できるか否かは、あなたのご判断を)。

先生の関与する高齢者施設では、糖尿病、高血圧の薬の服用者の大半が薬から離脱できているという。さて。

糖尿病の治療薬としてよく使われるスルホニル尿素剤(SU剤)などは、無理やり膵臓β細胞を鞭打ってインスリンを搾り出しているのですから、非常に手荒な治療法と言えなくもありません。そのせいか、いずれはβ細胞が疲弊してしまい、ついにはインスリンを分泌しなくなってしまいます」(同)

糖尿病の治療薬はじつは手荒な治療法だったようです。薬の服用で寿命が短くなると世界の論文が証明している理由の一班はこのあたりにもあるかもしれません。

外国で行われた大規模調査によれば、糖尿病の薬を服用した人よりも、ダイエットと運動だけを行った人の方が、はるかに糖尿病の悪化を抑えることができ、かつ寿命も長くなっていた。(新潟大学岡田先生)

「寿命も長く」とあるけれど、たんに長くなっただけではないでしょう。
 血管が良好になるということは、新型コロナウイルスが血管を侵す、という最新のドイツの論文の指摘が正しければ、ウイルスに殺されないための、必須の条件になることは、否定できないと思うのです。

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