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高齢者が 新型ウイルス禍 を生きのびるための 生活習慣  

こころ~~新型コロナウイルスに殺されないこころの持ち方       

 

心身一如

東洋医学の基本として「心身一如」という考え方があります。
こころとからだは表と裏、相互に影響を与える、切り離せないもの、という考え方です。
古代中国の名医たち(いま風にいえば、ノーベル賞級)は心のありかたがカラダの健康におおきく影響することを知っていたからです。
感情について「陰陽・五行」説は5行に7つの感情をあてはめました。
(詳しくはいずれこのサイトに書きます)。

一方、西洋医学は心と体は別の物、と考えました(その淵源はデカルトにあります)。この2元論ゆえに西洋医学は飛躍的な発展をとげました。
東西医学は、ともに人類に恩恵をもたらした考え方です。


日進月歩の西洋医学ですが、高齢になるにしたがって、その恩恵は少なくなります(その究極が新型ウイルス禍)。
反対に高齢になるほど、東洋医学的な考え方(生き方)のご利益は増してきます。
こう書いても、このままではピンとこないはずです。なので、詳しくはいずれブログに書きます。



笑い=幸福感のある生活


笑うと副交感神経が優位になり、その結果、リンパ球がふえる。
笑いで新型コロナウイルスにたいする抵抗力がアップする、ことになります。」

笑いで、医師も見放した膠原病を克服した医療専門家がいます。その本(岩波現代文庫)の内容抜粋は➡こちら
作り笑顔でも脳は勘違いし、幸せホルモンが出ます。➡ 詳しくはこちらをご覧ください(近日アップの予定)。

感謝
感謝をすると幸福感が増します。その結果、免疫力がアップします。(20年前、毎日1時間の入浴に退屈して気づいた手法です。)
方法1:物心がついてから今日までを思い出します。
対象は、親、兄弟姉妹、親戚、先生、友人知人、先輩後輩、医療関係者、ソーシャルワーカー、その他あらゆる人。
これらの人々にたいして、具体的に、いつ、誰に、なにをしてもらったか。物心両面のあらゆること(お金、厚情、激励、称賛などなど)を思い出します。
自分はこんなにも厚意、お世話になってきたのだ、と気づき、やがて幸せ感に満ちてきます。

(してあげたことは憶えているのに、してもらったことは忘れがちだったことに気づくでしょう。)


方法2:恩をうけた当人に、何らかの方法(メール<電話<手紙)などで「当時はたいへんお世話になりました。お陰様で……」と心を込めて伝えます。書いている時、受けとる人の喜びを感じるので幸せ感は増します。後日、送り先の方からも喜びの反応がもらえます。いわば双方一両得。
情けは人のためならず、をしみじみ実感できます。


笑いヨガ
無理に笑うのですが、自分も笑い、人の笑うのも見ていると自然に笑えます。そうして幸せ感が湧いてきます。


人を助ける、喜ばせる、寄付をする

ハーバード大学の研究によれば、老人ホームでお年寄りに植木の世話をしてもらったところ、世話をしたグループの死亡率が何もしなかったグループの半分に下がったそうです。

アメリカの別の大学の研究では積極的にボランティア活動している人の死亡率は、活動していない人より44%も低かったそうです(他にも類似した研究が多くあります)。

な~~でか? と上の理由を考えました。
わたしの愚考におつきあいくださる、奇特な方はこちらをごらんください(近日アップ予定)。

他人を助けている人を見る、知る

この世の喜びと幸福の多くが蓄財からではなく、他者に与えることから生まれるものであることを、われわれは見逃しているのである。(『命の輝きフルフォード博士)』

自分で行動しなくても、人の善行を見てさえ免疫力がアップするという興味深い研究があります。

マザー・テレサが人をいたわっている映像(五十分間のビデオ)をみただけで学生たち唾液の中にある免疫グロブリンが増えたのです(何冊かの本に「マザー・テレサ効果」として出ていました)。

人の善行を観てさえウイルスへの対抗力が増進するという事実は朗報です。

感染や死亡という暗いニュースが多い中で、病院で頑張っている医療関係者の方々に感謝したり、自分のできる範囲で人助をしている多くの人々を知って、偉いなぁ、と感心、感銘することも、免疫力をたかめることになりそうです。

逆に、なんでお前は、と弱い個人やタレントさんをを叩くのは自分の命を叩くのと同じ。腹を立てる人は「怒」によって自分の命を確実に削っているのです。ウイルスに感染したら命はまずない。でも自業自得。因果応報。
(「人を呪わば穴二つ」はこのことを言っています。穴とは墓のこと。人に死ねと呪うと、自分も死ぬ。怒りが「肝」を傷つけるためです。)

同じ叩くなら権力者を叩こうね。現政府など、叩きどころ満載だもの(こちらは命を縮めないのでご安心を)。