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        茂原祥一

5歳で親子になった娘への21通の手紙DESCRIPTION based on LAW

中学校時代の成績はアヒル(2のこと)ばかり。
なのに、劣等感を突きぬけている
コミュニケーション能力はまれにみる高さ。
彼女のユニークさに、わたしは楽しみながら人間性を豊かにしてもらった。
 
新型コロナウイルスで「お星さまになる」(娘)かもしれない父からの手紙。
 
 娘語録
お父さんがウチに来てからさ(結婚間もないころ電車の中で。これを耳にした人々が一斉にこちらを見た)
・「しかたないよ。親をやるのはじめてだったんだから」(小学生。もっと優しくすればよかったと昔話をしたとき))
わたしね、10分勉強すると頭から煙がでてくるの(中学生時代)
勉強しろしろって言われたら、きっとグレていたと思うよ(中学生時代)
・守護霊に孔子がついていると聞いて「まあ、子牛! か〜わいい」(高校時代)
神奈川県ってどこだっけ?(高校時代)
・体積の計算法についてひと言。学校の「嫌がらせかと思った」。(20歳、バイト先で必要になって、電話してきた際に)


〜〜〜保育園時代
おとうちゃん「事件」

親子になって間もないころ、スーパーマーケットで、きみはいきなり「おとうちゃ〜ん」と言った

〜〜〜小学校時代
気がついたら、男の子を夢中でなぐっていた「事件」
教室で友だちと話していたら突き飛ばされて……、それからは憶えていないって?

カレー「事件」
調理の時間に友だちから「わたし前からカレーつくれるよ」と自慢されたときにとったキミの対応は……。

〜〜〜中学時代
試験の数学が連続で16点だったことにカンドウ?

16点はきみにとって恥ずかしいことでも、ガッカリすることでもなかった。そのことに、ぼくは驚いて……。

試験の数学が連続で16点だったことにカンドウ?(その2)
答案を皆に見せて、「あ、おまえバカだったんだ」と男の子に言われちゃったと、楽しそうに。

わたしね、五分も勉強すると頭から煙が出てくるの
ぼくは思わず笑ったけれど……


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