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新型コロナウイルス時代を 生きのびるために

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『心身自在』

自分の時間とエネルギーの何がしかを他者への手助けのためにささげることによって、相手のこころと自分のこころに変化が生じ、その変化によってこころがより幸福に、より平和になるならば、それが健康の増進につながる。


ウォーキングの利点を挙げておこう。誰でもやり方を知っている。どこでも出来る。いい靴さえあれば出来る。けがのリスクがいちばん少ない。他のどんな運動にも劣らない効果がある。歳をとっても出来、生涯その恩恵に浴することが出来る。


フィットネス通の多くはウォーキングを軽視している。マシンを使ってする難行苦行に比べて迫力に欠けるというわけだ。しかしそれは誤解である。



からだにはからだ自身を修復する能力がそなわっているという「自発的治癒」の概念が欠けていること、そこに現代医学の問題点がある。


われわれにとっては不快な炎症だが、体の自然な治癒反応の一要素であるということだ。それは感染やけがを抑制し、損傷した組織の修復を促進しようとする免疫活動の目に見える一面である。

「人はなぜ治るのか」
2冊には入れなかったものの、示唆に富む文を以下にご紹介します

治癒を促進する最も効果的な方法のひとつは、できることなら、からだの病んだ部分に届く血液の量を増やすことなのだ。

莫大な資金と一流大学の知的権威という裏づけをもち、ありとあらゆる最新実験科学という装飾品を身にまとい、華麗な臨床的成功例に支えられて、アロパシー医学(いわゆる西洋医学:茂原注)は私たちの生活や思想に対して、法律や宗教にも劣らぬ強い影響力を及ぼしている。その影響力はあまりにも強大で、信者たちの多くは、それ以外にも治療法があるということを知るだけで仰天するほどである。

 治癒は生まれつき体に備わっている能力であり、外部の何かに頼るべきものではないと考えるようになった人は誰でも、健康と病気のサイクルを自分で支配する大きな力を得たも同然なのだ。

健康に関する明確な概念が欠如しているために、大部分の医師が健康ではなく病気のことばかり考えるようになってしまっている
自分に理解できないからといって、その器官に「無用」のレッテルを貼り、強力な武器で傷つけ、破壊する。


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