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高齢者が 新型ウイルス禍 を生きのびるための 生活習慣         

 

驚きの情報(西洋医学から)

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早期発見、早期治療で寿命は延びない!?(世界の論文を精査した結果)

日本では定期健診の必要性が声高く叫ばれています。
早期に発見して、早期に治療すれば健康でいられる、ひいては健康で長生きができる……。
こうした認識が広くゆきわたっています。これは正しいのでしょうか。➡詳しくはこちらをご覧ください。

生活習慣病の薬は「治療」をしているのではない   ➡詳しくはこちらをご覧ください


糖尿病薬――節食と運動をする人のほうが長生き ➡詳しくはこちらをご覧ください


降圧剤――立ち直りを不可能にするために飲むようなもの 詳しくはこちらをご覧ください

 
  

肺は危険な最前線 嗽(うがい)が必須な理由

 
消化器(口腔・胃・腸)はカラダの「外」、一方、「肺」はカラダの「中」。外には菌がいてもいいけれど、「中」には1匹もいてはいけない世界。
この「中」と「外」の境界が「喉」です。
ここから、嗽の必要性がでてきます。カラダの「外」と「中」については ➡こちらをご覧ください。

・肺が危険な理由
肺には他の臓器と違う使命があります。それも危険きわまりない使命が。そのために大きな弱点を負うことになりました。

使命とは小学生でも知っている? 酸素を取り込むこと。
そのためには、いきなり危険な外気を「中」に入れなければならない。
毒も混じっている外気と直接接触しなければならない。
肺は綱渡り的な位置にある臓器です。
最前線でもっとも危険にさらされる(毒ガス兵器はこれを使っている。瞬時に死ぬのはこのためです)。


喉はその境界
その「外」と「中」の境にあるのが「喉」で、肺を守る砦は喉(補助が気管支)だけ。

やっかいなことに、喉は、食物も通るし、空気も通る。
通常、空気が通るけれど、たまに唾液や食物が通る。
嗽は、これらを巧妙に選り分けています。
やりそこなうと(中に食物や液体が入り込むと)咳きこんで、吐き出す。
これが不十分だと、誤嚥性肺炎として、肺炎の原因になってしまう、というわけです。

口腔にウイルスが入ると、肺に菌が入るリスクが高くなる。

嗽(うがい)が有効であり、必須なのは、このためです。
嗽は砦を守る兵士のために、敵をへらしておく行為。
それゆえに、ウイルスに侵入されないためには、必須の行為というわけです。